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オンライン授業について

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#N高等学校

リモートワークにおける、コミュニケーション不足を防ぐためのオンラインでできる5つの取り組み

リモートワークで陥りやすいのが、コミュニケーション不足により“報・連・相”の欠如や『業務依頼者』対『受け手(個人)』の関係性のみでリモートワーカー同士のネットワークを構築できないことによる帰属意識の希薄化ではないでしょうか? そこで角川ドワンゴ学園が実施している業務運営方法(密に連絡を取り合う方法など)と、より交流を図るための5つの取り組みについて紹介させていただきます。 ◆業務運営方法5つの取り組みの前に、まずは、リモートワーカーの業務の運営方法を紹介します。 トップダウ

仕事と子育てを両立できる、リモートワークの働き方について

角川ドワンゴ学園では、2019年5月よりシングルマザーや介護などで出社が難しい方を対象とした“リモートワーク採用”を始めました。 現時点(2020年5月現在)では、20名のリモートワーカーが活躍しており、今年度も30名~50名体制に向け、積極的に採用活動を進行しています。 ◆積極採用を始めた経緯 角川ドワンゴ学園は、2016年のN高等学校開校当初からネットを主体に運営をしてきました。そこで、「職員もリモートで仕事ができるのではないか」と思い付いたことがきっかけです。 リモ

オンライン授業を安心して開始するための事前準備と注意点

N高等学校では、ビデオ会議ツールで課外授業やプロジェクト活動を行っています。今回は私たちが失敗の経験から学んだ、オンライン授業の開始前に行っている事前準備と注意点を紹介します。 ICTツールは最新の状態にアップデートしておくあたりまえのようで、うっかり忘れてしまいがちなこと。それがツールのアップデートです。N高等学校ではビデオ会議ツール「Zoom」を利用していますが、現在、Zoomの利用者が爆発的に増えたことで、頻繁にアップデートが発生しています。 そこで、勤務開始後にI

N高で生徒の交流の場としてSlackを使ってきた経緯と運営時に心がけていること

学校法人角川ドワンゴ学園のIT戦略部の部長をしている吉村総一郎(@sifue)です。 角川ドワンゴ学園が運営するN高等学校、及びN中等部ではSlack(スラック)が生徒たちの交流の場として利用されています。N高等学校ではチャットプラットフォームであるSlackを学校空間と定めており、教職員により運営がされています。現在N高等学校のSlackのメンバーは約15000名、パブリックチャンネル数は約5000チャンネル、投稿メッセージ数は1日2万~7万メッセージとなっています。

学校運営のためのチャットプラットフォームの導入について

学校法人角川ドワンゴ学園のIT戦略部長をしている吉村総一郎(@sifue)です。 この新型コロナウイルスの緊急事態宣言の中でZoomやGoogle Meets、Microsoft Teamsなどのビデオチャット会議やリモート授業がもてはやされていますが、長時間にわたるビデオチャット会議やインターネット回線品質の問題からくるトラブルに悩まされてはいないでしょうか? 学校法人角川ドワンゴ学園では、ネットを駆使した未来の学校を運営すべく、リモートでの働き方にも力をいれていますが